知人からお願いがあり、申請にあたって調べて欲しいとのこと。
その方はお年寄りです。
何が問題かって、対応している申請方法が電子申請のみになっているとのこと。
その方はスマホはLINEを使えるくらい。パソコンは持っていません。
電子申請を推奨することは良いと思います。
紙媒体で郵送ってのも、今となっては見えないが故に不安、怖いこともあります。
ただ私には、電子申請の割りには機械的に処理するには難しい申請様式に見えました。
<大まかな流れ>
①提出 → ②受付 → ③審査 → ④承認 → ⑤振込 → ⑥資金給付
この流れの中で①、⑥は申請者が見える範囲です。
今回は電子申請と言うことで①は電子申請になります。ここまでは良い。
が、申請する書類が全て紙媒体を写真またはスキャンしたものを提出することになります。
ってことは、これを処理するには画像を読み込んで文字情報などを認識する必要があるのかと思いました。
…これで②〜⑥をシステム化するって相当難しいことじゃないですかね。
先ずは入口になる①を電子申請することが大切なのでしょうか?
前に話題になった特別定額給付金は手作業が多いことが話題になりましたが、
それをどうにかするなら②〜⑥をシステム化する必要があるのかな…と思いました。
誰か中小企業庁の中の人とかいたら実態をお話聞いてみたいなぁと思いますが、
特にそんな知り合いもいるわけもなく。。。
ともかく、後続処理でどれだけ電子化したものが役に立つかが知りたいって話です。
その傍らで、入口(電子申請)で断念している商売人も一定数いるってのも事実です。
紙媒体での処理から全てをシステム化するのは難しい話ですが、早く電子申請から給付金が実際に給付されるまでに極力人の手が介在せずにスピーディーに困っている人の手に給付金が配られるようになることを願います。
せっかくSEと名乗って仕事してるんだから、こういったことに自分の持ってる力を反映できると良いんですけどね。
なんだか少しもどかしい気持ちになりました…。